おはようございます。

本日の大田区の天気は快晴です!今日も一日安全に機械を動かしてまいります。

 

さて、弊社では、朝から「優工場の紹介VTR撮影」が来月に行われるのにあたっての

予行練習を兼ねたミーティングを行いました。

来年早々に動画は完成しYOUTUBEにアップされますので、

ひとりでも多くの皆様にご覧いただければ幸いでございます。

 

「優工場」に認定いただいたことをきっかけに、

我々のような町工場が事業を継続させる意義について考えてみました。

 

よく言われることですが、大田区の町工場の数が激減しております。

ピーク時には1万を超える工場が存在していたのにたいして、

現在は約3000社。3分の1の工場が消滅したことになります。

 

このことは、メディアが伝える以上に、

日々この業界に身を置く我々にとっては周りの工場が減っていく速度が速く、

そして深刻に感じられます。

 

大田区の町工場の多くは、特注単品物(試作品)の製作を得意としています。

一つの製品を完成させるために、自社内で完結することは少なく、

材料購入、切削、焼入、研磨、表面処理といった具合に、周囲の協力工場の存在が不可欠なのです。

 

ですから、工場が消滅している=「ライバル工場が減る」ではなく、

 

「協力工場が減る」であり、とても深刻な事態なのです。

 

我々、大日精機は現在57年目の会社です。

これからも、お客様の研究開発をサポートしていくのは勿論のこと、

同業他社様にとっても信頼のおけるパートナーであり続けたいと思っています。

 

「お客様からの難しい課題を解決し、より良い製品を提供する」ことは、

全ての会社に共通する使命であるはずなので、

「東京都大田区」がそれを可能にし続ける地域でいるために、

我々大日精機は、存続することに責任を持って日々頑張っていきたいと思うのであります。

 

今日も、マシニング・旋盤ともフル稼働です。

本当にありがたいことで、

今日一日お仕事ができることは、お客様のおかげです。

そのことを忘れずに、一つ一つの部品を作ってまいります。