おはようございます。きょうからまた1週間が始まりした。
東京の空には青空が広がっております。
さて、今週1週間は、ステンレス(SUS)の種類についてご紹介します。第1回目の今日は、オーステナイト系ステンレス。
ステンレスの加工依頼は非常に多く、様々な機械部品の製作時にご選定されることが多い金属材料です。材料選定の際にご参考にしてみてください。
☆オーステナイト系ステンレス
代表的な材料 SUS303、SUS304、SUS316L
特徴
①一般的に磁性がない
②耐食性、加工性、溶接性(溶接不可)において他のステンレス鋼材より優れている
③加工硬化が著しく、その特徴を利用してバネ材として使用される
④焼入効果性がないため、強さや硬さの面で他のステンレス材に劣る
⑤SUS303は快削ステンレスのため、切削加工性が非常によく、鉄より錆びにくければよいという目的であれば、SUS304よりSUS303を推奨します。使用環境が水中の場合は推奨しません。
次回は、フェライト系ステンレスについてご紹介します。
もっと詳しく、、ステンレス協会WEBサイト
http://www.jssa.gr.jp/contents/about_stainless/